2008年4月30日付AFP BB NEWSによると、ドイツの疫学研究チームが、犬を飼っている家庭の子供は、ぜんそくなどのアレルギーに対する免疫ができやすいという研究結果を発表したようです。
研究チームは、幼児3,000人以上を対象に、出生時から6歳になるまでの健康を追跡調査。
血液検査の結果、犬を飼っている家庭の子供では、飼っていない家庭の子供より、花粉症アレルギーや吸入アレルギーになるリスクが低いことが判明したとのこと。
花粉症アレルギーや吸入アレルギーは、ぜんそくや鼻炎、アトピー性皮膚炎を誘発します。
研究チームは、犬の毛に付着して家に持ち込まれたさまざまな細菌に小さい頃から触れることで、免疫系の成熟が促進されると推測しています。