2009年9月4日付中日新聞によると、卵やピーナツなど重度の食品アレルギーに対して、原因となる食品を食べて治す新しい治療法が始まっているそうです。
経口免疫寛容とよばれる人体の仕組みと、花粉症治療で行われている減感作療法を組み合わせた、原因食品を食べることで耐性が得られる治療法だといいます。
花粉症治療で行われている減感作療法では、原因となるスギ花粉を徐々に体内に入れて慣れさせていきますが、これと同じ原理で、原因となる食品を徐々に口から摂取していくものだそうです。