鳥居薬品は2010年7月8日付プレスリリースで、スギ花粉アレルゲンエキスを用いた舌下投与による減感作(免疫)療法薬の臨床試験実施を発表しています。
スギ花粉アレルゲンエキスを用いた舌下投与による減感作療法薬の有効性と安全性を、プラセボ(偽薬)と比較して検証するといいます。
スギ花粉アレルゲンエキスを用いた減感作療法は、根治または長期寛解が期待される治療法として長い歴史がありますが、強いアレルギー反応の心配や注射の痛みなどがあり、近年では治療を受ける患者が減少傾向にあるようです。